前回、ハナを守ろうとした深見に投げられた絢子を助けようとしたことで、大けがを負ってしまった白川。
今回、第15話のタイトルは、なんと「白川」なんですよー。
個性豊かな登場人物たちの中でも、隠れファンが多い(?)といわれる白川が主役の回なんて…、それは盛り上がるでしょう(笑)。
サチの動向も気になるし、今回も波乱の展開が待っていそうですね。
では今回も行ってみよ!
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『美醜の大地』第15話「白川」のあらすじネタバレ
失明は名誉の負傷
絢子を助けた時に、目に深い損傷を負った白川は左目の失明を余儀なくされる。
大けがを負った白川だが、そんなことより愛する絢子を守れた事を喜ぶ白川は、絢子には自分の知らない敵がいること、そのなにかしらの原因が過去にあることを悟る。
そんな白川をよそに、絢子は投げ飛ばされる前に見つけた美しい女(菜穂子)を思い出し、不敵な笑みを浮かべる。
息子を人質に取られたサチ
サチの家には敏江が潜伏中。
サチを思い通りに動かすため、敏江は自らとサチの息子である進司を縄で繋ぎ、人質に取っていた。
サチからハナの居所を探しすよう頼まれた新聞記者の綿貫は、札幌に来ていた。
そこで絢子が何者かに襲われた話を聞き、ハナが札幌で新たに動き出したことを確信する。
絢子を思う白川が奮い立つ
これまで一度も触れられなかった絢子が、今回の事件で自ら歩み寄ってくれた。
白川の失くした目を覆う包帯にそっと口づけをする絢子。そのことに、一人病室のベッドの上で涙を流すほど喜ぶ白川。
それと同時に、高嶋津絢子という女性に、自らの行動で影響を与えたいと思う白川は、激しい怒りを感じていた。
見知らぬ男が絢子を投げたことによって、彼女の心に悲しみを塗りつけたことが許せなかったから。
『美醜の大地』第15話を読んだ感想
- 恋い焦がれる少年のような純粋な顔。
- 愛する人を守ろうとする逞しい顔。
- 口付けされた包帯で〇〇しちゃう変態の顔。
大ファン(←いつの間に⁈)白川のいろんな表情が楽しめた今回…、最高の回でした!(笑)
まだ一線は超えてない白川と絢子さんとの「遊び」は、散歩(※12話参照)以外にもあったのか。絢子さんそんなことまでやってたのね。
しかも焦らされていることすら遊びの一環と感じていた白川。
…ってか
S→Mへの変貌ぶりがすごい!(笑)
「遊んでくれるだけで僕はうれしかった」
と、あの白川に言わせる絢子さんもすごいけど。
そして前回、息子の為にハナの居所を調べてほしいと、綿貫に涙ながらにお願いしたサチでしたが…、
やっぱりその後ろには敏江が。
敏江の操っているサチと関わることで、まったく無関係な綿貫さんにも被害が及びそうなところが心配ではありますねー。
サチは、敏江の犯罪の後始末をしたから、もうすでに犯罪者ではありますが、一度は改心しようとしてただけになんだか同情しちゃいます。
いじめっ子軍団の中で、大人になったサチは一番まともだったしね。
そしてそして、心配なのは絢子とおもいがけず再会してしまったハナの心情。
執拗に絢子に追い詰められたことで、絢子に対する恐怖心が更に蘇ってしまった感じですが、そんなハナにまた復讐の炎はともるのか。
次回もますます気になりますよー!
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